暮らしにアクセントを


お正月は、料理だけでなく、食卓の演出にもひと工夫します。
鏡餅を飾り、とっておきの塗りのお重を出して、一年の始まりを祝う。そんないにしえの儀式にのっとった演出もいいのですが、私はいつの頃からか、自分なりの楽しみ方を大切にするようになってきました。
鏡餅もわざわざは用意しません。「いかにもお正月のお飾り」というのが、あまり好きではないのです。

そのかわりに、私は柚子をたくさん用意して、テーブルの中央や、ちょっとした棚の上に、緑の葉っぱと一緒に山盛りにしています。
柚子の葉はなかなか手に入らないので、みかんの葉や、ベランダにあるありあわせの緑で代用したりします。
色彩が鮮やかですし、部屋中に漂う柚子の香りが、それだけでお正月らしさを感じさせてくれます。

この柚子は飾っておくだけでなく、どんどん料理に使います。
柚子の中をくりぬいて器にすれば、おせちの立派な一品になります。
ちょっとしたつきだしを柚子に盛ったり、ときにはくりぬいた柚子に、キンメダイとしめじ、小松菜、銀杏を、だしと一緒に入れて蒸した料理を作ったりします。

飾ってある柚子が残り少なくなってきたら、今度は塗りの小さな器にひとつだけ飾ったりします。これもなかなか、かわいいものです。



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シンプル料理と調味料
舐めて美味しくない調味料

SINCE 2009/08/28
UPDATE 2009/08/28


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